東洋医学とは、深い歴史を知れば、胡散臭くない心の温かい医学

 




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お店に来る患者様だけでなく、遠方で直接来院出来ない方へもお届けできる「セルフケア」を中心として、記事を書いています。 いろんな方の生活の質(QOL)を上げる助けとなれば幸いです。 テララでは、東洋医学を軸として、心身が充実したものとなり、日々の生活が豊かになることを目指して、治療・執筆に力を入れています。 詳しくは、こちらをご覧下さい。

目に見えるものだけが「医学」と信じられるようになってしまってから、どれほどの年月が経ったのでしょう。

何気ない日々の中で「東洋医学」は、使われているというのに、”胡散臭いもの”扱いされる身分であるのも…また悲しいもの。

そして、東洋医学の手法は、鍼は痛いもので、お灸は熱いものと捉えられている始末。

確かに、痛い鍼をする鍼灸師も、熱いお灸をする鍼灸師もいることでしょう。

否定はしません。

私たちが目指すのは、心温かい治療です♡

こんなあなたに知って欲しい

東洋医学なんて胡散臭いとしか思っていないあなた。

本物の鍼灸師に出会ったことのないあなた。

食わず嫌いのように、主観で「毛嫌い」するあなた。

 

【テララ2コマ劇場】

1.主観あるあるを猫さんで表現

2.鍼灸の治療が有効的なことも実は沢山あるんです。

 

残念ながら、万人に出来る技ではないのも、鍼灸師の悲しいところ…。

それを”流派”のせいにしていいのだろうか?

一層の事、鍼灸師東洋医学派と西洋医学派と明言するようになればいいのにと心の中でボソっと呟いてしまう。

(記事にした段階でボソっとではないやんw)

私たちは、鍼灸師の擁護なんてしません!

受け手は、患者様としていらっしゃるわけです。

そんな鍼灸治療院もあるんだなと覚えて下されば、こんな光栄なことは御座いません。

前談が長くなってしまいましたが、最後まで読んでくだされば幸いです。

 

 

中国に東洋医学の発端あり、偉大な人物たち

 

日本に歴史があるように、中国にも勿論歴史がある。

そして、東洋医学にもまた歴史があるのです。

そんな歴史を知って頂ければ、主観も少しは変わるのではないでしょうか?

 

中国古代伝説の人1  神農

 

むかしむかし、人々は、草を食べたり、木の実を食べたり、川の水を飲んだり、貝を食べたりしていたんだそうな。

 

でも、何を食べていいのか、いけないのかを知らないから…今で言うと食中毒のような症状もよく起きたものです。

 

そんな時、神農と呼ばれる人が現れ、人々に五穀の栽培を教えたんだとか…

 

そして、真似出来ないのが…この神農、自らを実験台とし、あらゆる草木・水を調べ医薬を生み出したそうです。

 

ちなみにこの時、1日に70種もの毒に遭ったと言われ、人々のために如何に身を粉にしていたかがわかるお方。

 

また、琴や物々交換を教えたり、易の元となる六十四卦を作ったとも言われています。

諸説あり…

 

 中国古代伝説の人2  黄帝

 

この頃、人々は争いごとを覚えるようになりました。

しかし、あの神農でさえおさめることが出来なかったのですが…

 

後に黄帝と呼ばれたこのお方、生まれもった力は、才智があり、聡明な人で、東洋医学の祖となる木火土金水の五行の気を治め、また五穀を植え、己の武も鍛錬し、戦乱の世を平定させたそうです。

 

山林を切り開き、道を作り、役所を作り、国を平和にするように導いたそうな。

とにかく、黄帝の徳は天地の至るところに及び、災いのない平和な世を作ったそうです。

 

後に「黄帝内経こうていだいけい」と呼ばれる人の身体と自然界について説かれた書物を書いたと言われます。

 

薬・鍼・灸・按摩・治療法について書かれた古典書であると言う方が簡単でしょう。

問答形式で、多くは、黄帝が尋ねた内容が記されている不思議な書物です。

 

ただ、書かれた時期など…諸説あり

 

 

人を診ることのできた偉人、現代も受け継ぎたい診る力

 

歴史なので諸説ある話ですが、今の私たちの暮らしへと導いた神農・黄帝という方々がいて、その後も受け継がれてきた東洋医学です。

今は「人を診る医師」はどれほどいるのでしょうか?

人を本当に診るとはどのようなことなのでしょうか?

 

人を診る力は、天性なのかもしれない…

 

ブンシという医者がおりました。

このブンシ、太子に呼ばれ、他国の王を診に出向きました。

この時、ブンシの見立ては「王を怒らせなければその病は治らない」と太子に告げます。

そして、「王を怒らせるということは、私は必ず殺されるだろう」と付け加えます。

 

太子は、そのようなことはしないように全力で止めるからと懇願します。

 

ブンシは、王を怒らせるためにわざと、王と約束をしているのに、無視しました。

そして、やっと出向いたかと思えば、土足で王のベッドに上がり「いかがですか?」と問います。

 

怒り狂った王様は、ブンシを釜茹での刑にと鍋に入れます。

さらにブンシは「なぜ、釜の蓋を閉めないのです?」と煽り、命尽きていきます。

 

ブンシが命をかけたのも、五行にある相生・相剋の理論から、「怒」を持てば治るとしたのです。(ここは難しいので、東洋医学の理に敵った方法であったと解釈して下さい)

 

そして、ブンシの言葉通り、王は元気になったという悲しいお話。

 

 

人を診ることは、望・聞・問・切が大切

 

ヘンジャクという医者は「望」の出来た人であると言われています。

 

望)見てわかる

聞)相手の声・ニオイでわかる

問)こちらが質問してわかる

切)触ってわかる

この違いがあり、私たちが目指すべきものは、ヘンジャクと同じく「望」でありたいと日々己を鍛錬しています。

 

見てわかるというのは、一見今で言う「スピリチュアルな人」というニュアンスをヘンジャクは、含んでいるのですが、患者様を出迎えたら、「今日の主訴は、ここだな!」とわかるようになれるのが、鍼灸師として目指す頂上だと思っています。

 

実は、お医者さんが「どうしました?」と尋ねるのは、新しいスタイルということなんですよね(笑)

 

昔は、「あなた胃腸が弱っておるので、これを飲みなされ」と薬草を渡したことでしょう。

 

治療院に来る患者さんの多くは、単なる不調を治すことだけが目的なのではなく、同時に「心の癒し」も求めていると考えています。

 

折角、身体の疲れを取りに来たのに、心の疲れは取れなかったでは、本末転倒…

 

心と身体は密接なので、またすぐに不調を来し兼ねないのが東洋医学の考え方です。

 

 

【まとめ】目に見える手法ではないけれど、根拠を作るまでの歴史も確かに存在するのです

 

東洋医学には、古い歴史があります。

現代の主流は、西洋医学です。

どっちが劣るでも勝るでもありません、それぞれに良さがあります。

 

いつも考えなくてはならない主体は、患者様であることは、どちらも変わりはしないでしょう。

私たちは、日々勉強を重ねます。

同じ本を何度読んだかわからないほど、自分自身が理解できるまで叩き込みます。

そして、患者様の主訴も十人十色なのです。

 

私たちは、十人十色であってはならないがモットーです。

 

歴史に残る偉人たちは、優れたまま最期を迎えていきます。

 

誰にとっても、心身の癒しであれる自分たちでいるためには、日々傲慢にならず、勉強し、己を鍛えていくことのみです。

 

脈を診て、患者様の身体を見立ての情報にすることも、不審に思われることもあるでしょう。

でも、そこには「あなたの声」が隠されているんです。

 

鍼やお灸も痛くない手法・熱くない手法だってあります。

 

古代に身を粉にして漢方を作り上げた神農がいて、私たちの大切な手法となる本を残してくれた皇帝がいて、私たちの目指すべき鏡とも言えるブンシ・ヘンジャクをはじめとした多くの偉人がいます。

 

悪意を持って使われた胡散臭いものではないことを少しでも知って頂ければ幸いです。

 

最後まで読んで下さり、ありがとうございました。

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