「私と上手く付き合うための療養所」

治療方針

当サイトへお越し下さり、ありがとうございます。

併せて、私どもの「鍼灸テララ」に対する「想い」も読んで頂ければ幸いです。

鍼灸テララのポリシーとお約束

鍼灸テララでは(以下テララとします)、患者様の声を2つの形で聴くように心掛けております。

 

1、患者様の訴えを聴くこと

これは、治療をさせて頂く立場として、患者様の不調や改善に対する「想い」をただ聞くのではなく、しっかりと傾聴という「聴く」姿勢で挑んでおります。

 

病院に行っても、改善させられなかった疾患や症状に対する緩和を臨んでいらっしゃる患者様も多いです。

 

誰だって、健康で元気が1番だと思うはずです。

 

その心身の基礎であるものに、不調を来すと、たちまち日々の生活の質は、落ちていくものです。

 

その日々から出てくる患者様の「想い」をまず受け止めることが、我々にとって、最優先させるべくことと思っております。

 

2、心身の声を聴くこと

次に、私どもの心掛けていることは、「心身の声」を聴くことです。

 

身体というのは、不思議な物なのです。

 

不調を来した時、言葉として訴えられる部分と、言葉では訴えられない部分の2つがあることをご存知でしょうか?

 

私たちが日頃感じる、痛い・痒い・怠い…などの心身の不調の原因は、感じている部分とは限りません。

 

身体のどの部位が悲鳴を上げているのかを見極めるのも、私どもの心掛けている治療の1つであります。

 

心身の声を聴くとは…

  1. 脈診…脈の表情を読み取ります。
  2. 腹診…お腹の状態を診ます。
  3. 舌診…舌の状態を確認します。
  4. 触診…皮膚の質感・ハリ・浮腫みなどのチェックをします。

人体のバランスを診る上で、欠かせない主義です。

 

患者様の状態を把握せずに治療など出来るはずがありません。

 

には、患者様の身体のバランスの情報が沢山詰まっています。

 

理想の脈というものがあります。

病院で測る脈の測定とは、全く定義が違います。

 

脈の打ち方は、十人十色です。

患者様の身体の状態を我々は、脈を通して教えてもらっているのです。

 

お腹や身体を診る・触る・見ることは、ツボ(経穴)の見極めにとても重要な要素があります。

 

バランスの情報は、脈から得たら、裏付けのように、どこから実際出ている悲鳴なのかを確認します。

 

また、逆の役割もあります。

目で患者様を診た時の不調の確認を脈で行っている場合もあるのです。

 

ただ、症状を聞いて、人体に鍼を刺したり、お灸をするという施術は、一切行っていません。

 

テララは、この2つの手法を組み合わせて、患者様の身体には、1人1人オリジナルな改善方法を組み立て、施術させて頂いております。

 

テララの治療の主義について

患者様の2つの声を聴かせて頂いた次には、治療に入っていきます。

テララで、行っている治療についてご説明致します。

 

直接刺さない鍼「ていしん」を推奨しています

 

鍼灸治療院ですから、どんなに興味をそそるような内容であったとしても、「鍼は、痛そうだし、お灸は、熱いんじゃない?」という疑問を持たれることと思います。

 

主に2つの鍼があります。

 

皮膚に直接刺す鍼と直接刺さない鍼です。

 

皮膚に直接刺さない鍼とは…

「ていしん」と呼ばれる鍼の材質は、金・銀・銅とあります。

この鍼は、人の「気」と呼ばれる部分(オーラと言われるようなもの)に刺しています。

 

敏感体質な方は、触れるか触れないこの施術を感じ取ることが出来る場合もあります。(その場合は、触れていないのに、チクッとした感覚を感じます)

 

基本的には、痛みもないので、リラックスした状態で施術を受けることが出来ます。

 

何も治療をしていないように感じるかもしれませんが、「気」を触る場所は、ツボ(経穴)です。

 

直接刺す鍼を使う場合…

基本的には、身体が弱っている時に、直接刺すことをしません。

鍼治療をするということは、見えない体力も使うものなのです。

 

お灸は、主訴に応じて使い分けています

 

お灸に関しては、火傷をしない種類のものを扱っています。

 

お灸は、基本的には、肌に直接台座の付いたシールタイプのものを使用します。

 

理由としては、患者様によっては、「熱い!」と言うのを我慢される方も稀にいらっしゃるので、火傷をしないタイプのものを使うようにしています。

 

お灸の役目とは

 

温める作用

冷やす作用

 

この2つの作用を利用しています。

 

主訴によっては、しっかりとお灸の熱を使いたい場合は、極限まで我慢して頂く場合もあります。

 

お灸の熱さは、痛いような熱いような感覚です。

 

肩凝りや腰痛などの痛みの時は、このじんわりとする感覚に、身体の流れが変わり楽になる感覚を感じることもあります。

 

冷えてしまって出た腹痛は、このお灸の効果で、和らいでいく感覚を感じられると思います。

 

お灸の使い方も無限にあるので、患者様の状態を見させて頂いた上で、使うツボ(経穴)と数を絞っていきます。

 

テララの鍼灸治療で目指すものとは…

 

「健康」という言葉は、とても曖昧なものですね。

 

傷みや悩みなどの苦痛がなければ、健康と言えそうです。

 

しかし、患者様は、「健康です!」と言い張っていても、自分の弱点まではご存知でないかもしれません。

 

テララでは、その表面上に見えにくい部分の弱点となり得る身体の状態も、健康には欠かせないものであると考えています。

 

そのことを教えてくれるのは、患者様自身の五臓六腑です。

 

五臓六腑とは

五臓…心・肺・脾・肝・腎

六腑…胃・小腸・大腸・胆のう・膀胱・三焦(形のない臓器)

 

これらの声を聴くには、熟練した脈診が行えることが必須です。

 

大半は、西洋医学寄りの鍼灸師です。

東洋医学を専門に学び、脈診・直接刺さない、ていしんを駆使して治療をできる鍼灸師は、全体の1割ほどであると言われています。

 

一時は、日本で迫害された鍼灸師です。

そのおかげで、残っている文献は少ないのですが、それでも、自分の感性を磨き続け、患者様の心身の声を聴き続ける治療が、何よりも大切だと思っています。

 

テララの治療で期待できる効果

 

  1. 冷えの改善
  2. 適度な潤い
  3. ハリ・ツヤ
  4. 心のケア

 

この4つを実感できるように、治療を毎回進めていきます。

 

人には、温かみがあり、適度な潤い・ハリ・ツヤがあるのが理想です。

 

この象徴とされるのは、赤ちゃんです。

一般的に赤ちゃんの肌は、理想の肌と表現されていますよね。

 

人のツボ(経穴)や経絡を通して、働きかけることは、このような正常な肌を呼び起こすものとして、言い替えることも出来るでしょう。

 

そして、忘れてはいけない「心のケア」

 

病は、気から。元気の気。

 

この「気」は、心とも言い替えることができます。

 

ちょうど、ていしんの鍼を刺す場所は、この「気」と呼ばれるオーラのような部分に刺します。

心と身体は、とても密接に繋がっています。

 

心が疲れている時、その疲れは、身体症状となって現れてきます。

また、身体が疲れている時、その疲れは、心の健康を損なうものともなりかねません。

 

そして、ご来院~お帰りまで、心のケアや癒しになる「おもてなし」にも配慮致しております。

 

よって、完全予約制のシステムを導入させて頂いております。

来院~お帰りまでが、テララの治療です。

 

そして、治療効果は、個人差がありますが、最終的に、月に1回ほどのメンテナンスで済むような心身の健康作りを目指しております。

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